今年220%以上上昇したビットコインより値上がりした米株5銘柄

クリスマスも終わり、2020年が終わろうとしていますね。今年は、ビットコインが、下記のチャートでもわかるように年初来で220%以上のパフォーマンスを出し、信頼を取り戻した年であると思います。

(BTC/JPY 過去1年チャート)

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この記事では、220%以上のパフォーマンスを出したビットコイン以上に上昇したアメリカ株5銘柄を紹介していこうと思います。


<年初来リターン>
1.Tesla (TSLA):+690.97%⇧⇧
2.Enphase Energy (ENPH):+594.18%⇧⇧
3.Moderna Inc. (MRNA):+524.76%⇧⇧(過去1年)
4.Peloton (PTON):+465.98%⇧⇧
(過去1年)
5.Zoom Video Communications, Inc.,(ZM):+451.40%⇧⇧

<詳細>
1.Tesla (TSLA):+690.97%⇧⇧
高性能電気自動車と電気自動車パワートレイン部品の設計・製造・販売会社。独自の販売網を保有し、電気パワートレイン部品を他の自動車メーカーに販売する。(Bloomberg)

主なニュース①
S&Pグローバル・レーティングは2020年12月17日、電気自動車(EV)メーカー、テスラの格付けを「BB」と、これまでの「BB-」から1段階引き上げた。最近の株式売り出しで手元資金が過去最高水準に押し上げられた。(Bloombergテスラ格付け「BB」に引き上げ、手元資金が過去最高水準でーS&P)

主なニュース②
米テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は同社製品への旺盛な需要に伴い12月いっぱい生産を可能な限り増やす必要があると指摘した。

マスク氏は2020年12月11日に従業員宛ての短い電子メールで、ホリデーシーズン中に可能な限り最大の生産量を実現するよう促した。具体的な数字は示していない。テスラは今年50万台の納車目標を掲げており、達成すれば同社にとって大きな節目となる。(Bloombergテスラ従業員に年内いっぱい増産促す、旺盛な需要で-マスクCEO)

(Tesla HP)

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(直近1年の株価チャート)

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2.Enphase Energy (ENPH):
+594.18%⇧⇧
エンフェーズ・エナジー(Enphase Energy Inc.)は太陽光発電ソリューション会社。太陽電池モジュールの生産性や信頼性を高めるソリューションを提供する。(Bloomberg)

(Enphase Energy HP)

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(直近1年の株価チャート)

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3.Moderna Inc. (MRNA):
モデルナ(Moderna, Inc.)は伝令リボ核酸(mRNA)をベースにした形質転換医薬品事業に従事する。

【事業内容】同社はmRNA薬の根本的な薬学特性を改善するプラットフォームを作成する。そのプラットフォームは、mRNAテクノロジー、デリバリーテクノロジー、製造プロセスの3つの分野で構成される。同社はmRNAによる免疫系の有害な活性化を最小限に抑え、標的細胞に入った後のmRNAの効力を最大限にするmRNA科学を追求する。

最近では、コロナワクチンの開発で注目が集まっています。

主なニュース
米当局は今月、米ファイザーと独ビオンテックが共同開発したコロナワクチンと、米モデルナが開発したワクチンに初めて緊急使用許可を出した。

23日時点でワクチン1000万回分近くが全米の各地に到着したが、医療機関の人手不足などが理由で、既に接種を受けたのは約100万人にとどまっている。年末までに約2000万人の接種を終えるとい米政府の目標は、達成が脅かされている。(Reuters:米の州当局、ワクチン接種現場に医学生・看護学生ボランティア募る)

(直近1年の株価チャート)

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4.Peloton (PTON):
Pelotonは一言で表すなら、スポーツジムを家で再現するためのトレーニングマシーン等を提供している会社になります。そして、そのマシーンを自宅で効果的に使用できるように動画等のコンテンツの提供も行っています。

ロックダウンでジムが閉まっていたり、ジムでの感染が拡大が恐いという方への需要も大幅に高まっているようです。

(PelotonのHP)

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(直近1年の株価チャート)

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5.Zoom Video Communications, Inc.,(ZM):
ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ(Zoom Video Communications, Inc.)はビデオ 会議サービス・プロバイダー。リアルタイムのコラボレーション体験を変える、ピープルセントリック・クラウドサービスの開発に従事する。高解像度ビデオ会議、モビリティ、ウェブ会議の3つを備えた会議プラットフォームを提供するクラウドサービスで、統合さ れた会議体験を提供。世界各地で事業を展開。(Bloomberg)

今年、日本でもとても注目された会社ですね。オンライン会議やビデオ通話のサービスを提供している会社です。

(直近1年の株価チャート)

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ビットコインをアウトパフォームした5銘柄を紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。上昇する銘柄として、サービスの需要が増加したり、時流に乗ったビジネスを網羅していたりすることが特徴であると思います。

来年に、どのようなテーマが注目されるのか考えた上で投資計画を考えるのもいいかもしれません。引き続き2020年を振り返る記事を作成していきます。


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参考記事:Five Stocks Outperformed Bitcoin in 2020 Despite Banner Year for Crypto
チャート:Investing.com/Bloomberg/Yahoo Finance

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